不妊治療って何するの?実際に私が検査した5つの項目

2017年8月16日

私は2016年3月から不妊治療を開始しました。

どの病院で治療を行おうか調べたところ
自分の家から近い・綺麗・評価が高い「杉山産婦人科(世田谷)」
が良さそうだと思いここに決めました(●´∀`)

ただ唯一心配だったのが、他の病院と比べて治療費とか全部高そう(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

不妊治療って実費の検査項目が多いと、病院によって値段が変わってくるのよね。でも、数千円~数万円程度の誤差ならば快適に過ごせる空間と信頼をお金で買ってるのだと思い込んでいざ病院へ(´・_・`)

初めての不妊治療の診察を受けて今後の流れと検査内容を説明してもらいました。私の場合、診察初日から1ヶ月くらいで5つの検査をしました。トータルで約2万円かかりました💸

① 血液検査(感染症+AMH)

検査項目は、血液型・末梢血液一般(貧血)・梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV・AMHになります。

費用約13,000円

検査結果は、上記画像のようにもらえます。性病・他病気がないよねっていう検査です。

そして不妊治療では1つの指標になるAHMの値もわかります。

※ AMHとは、卵巣の機能を反映するホルモン値です。卵巣の機能的な年齢を推測し、治療方針の参考にしています。

私は基本全て正常。だけどAMHの値だけが16.73という異常に高い値だった(๑•́‧̫•̀๑)

「多嚢胞性卵巣症候群かもしれませんね。卵子はたくさんあるのですが、たくさん卵胞ができてしまうため、それぞれの卵胞に栄養がいかず上手く排卵できないのでしょう」

お医者さんにこう説明されても

えっ

って感じでよくわからず。

「自分がたのうほうせいらんそうだって?!何それ。どういうこと。それって結局妊娠可能なの??」

と色々なことが真っ白。

渡された紙を見みると、10以上の場合は卵巣年齢の指標にならない場合があります。

と書かれていたので私の場合この指標は役に立たなそうlω・`)

多嚢胞性卵巣症候群を後で調べたところ、妊娠自体は可能だとわかりひとまず安心(?)

② 月経時ホルモン検査(月経2~5日目)

費用約2,500円(月1回のみ保険適応でこの価格)

卵巣機能を検査します。E2(エストロゲン)、LH(黄体化ホルモン)、FSH(卵胞刺激ホルモン)、PRL(プロラクチン)

各機能ごとに問題がないかを確認します。

E2(エストロゲン)

卵巣内にある卵胞から分泌され、着床が起こりやすいように子宮内膜を厚くする作用があります。女性らしい体つきや肌の美しさを保つ働きもある女性ホルモンです。

エストロゲンの数値が低いと、卵巣機能が低下していると考えられます。一方で、数値が高くなりすぎるとエストロゲン産生腫瘍の可能性が考えられ、不妊の原因になります。

LH(黄体化ホルモン)

成熟した卵胞からの排卵を促し、排卵後には卵胞を黄体化させる作用をもつ性腺刺激ホルモンの1種です。脳下垂体から分泌されて卵巣を刺激し、エストロゲンやプロゲステロンの分泌にも影響します。

LH値が高い場合、卵巣性の排卵障害がある可能性があります。また、早発閉経などが原因で卵巣機能が低下しているケースも考えられます。また、卵胞刺激ホルモン(FSH)の数値が正常にもかかわらず、LH値が高い場合、「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」が疑われます。

LH値が基準値より低い場合、視床下部や下垂体機能の低下による月経異常(無月経、無排卵)が見られる可能性があります。

– 出典 : https://192abc.com/35172

FSH(卵胞刺激ホルモン)

卵胞を発育させる作用がある、性腺刺激ホルモンの1種です。脳下垂体から分泌され、卵胞が排卵できるようになるまで成長を促します。

FSHとLHの数値がともに高く、AMHの数値が低ければ、卵巣に残された卵胞の数が少ないことを意味し、妊娠のチャンスが少なくなっていると判断されます。FSHとLHがともに低い場合、ホルモン分泌を促す脳下垂体などで問題が発生している排卵障害の可能性が考えられます。LHとAMHの数値がともに高い場合はPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の可能性があります。

PRL(プロラクチン)

産後に母乳を出すように指令を出すためのホルモンです。母乳の分泌を促す一方で、授乳期間中は妊娠しないように排卵を抑制する働きももっています。

プロラクチンの数値が高いと、高プロラクチン血症による排卵障害の可能性が考えられます。

– 出典 : https://192abc.com/45709

私の検査結果は、お医者さんによると「数値自体は特に問題がないのだけども、バランスがおかしいですね。多嚢胞性卵巣症候群だからだと思います。特に気にしなくて良いです」とのことでした。

③ 超音波排卵日検索(タイミング法・人工授精の方)

費用約2,000円(保険適用外のため自費)

生理が順調の方(28-30日周期)は生理開始12-14日頃に来院し検査するが、不順の方は来院日を相談して決めます。超音波で子宮の様子を見て、いつ頃排卵するかを見てもらいます。
子宮内膜の厚さも毎回計ってもらえます。

これ診察に行く度にやるので都度2,000円以上は必ずかかりました(´;Д;`)

ハイテクな椅子に座り、自動的に椅子が上がり股が開くようになっているので
ただパンツ脱いで座ってるだけでいいのですが、毎回なんだか恥ずかしい。
カーテンで仕切られてるんだけどさ、診察で顔合わすじゃん。
何度産婦人科に行ってもこの検査は苦手(๑•́‧̫•̀๑)

④ ヒューナーテスト(精子検査)(排卵日の翌朝)

費用約300円(保険適用)

排卵日をきちんと検索し、性交をした翌日(約12時間以内)来院して女性の頸管粘液を採取し間接的に精子検査をする方法です。精子の有無がわかりますが、詳細は精液検査出ないとわかりません。粘液の状態不良、精液の不良の場合は人工授精が有効。

超音波排卵日検索をして「24時間以内に排卵しますね。今夜か翌日の朝方にタイミングをとってください。12時間以内に病院にまたいらしてください。」と淡々とお医者様に言われるのですが人様にセックスのタイミングを指示され、セックスした直後に股を開くのはなんとも違和感。なんだろう。とても虚しい気持ちを味わう。だけども「「子供を産む」というゴールのためなら私情なんて捨てて一歩でも先に進むのだ!」と自分を奮い立たせ、夫に説明し乗り切りました( ´-` )

結果は幸い「良好」でした。

⑤ 黄体期ホルモン検査(黄体期中期、排卵5~7日後)

費用約2,000円(月1回のみ保険適応でこの価格)

排卵後の高温期に必要なホルモン検査。E2(エストロゲン)、P4(黄体ホルモン)の値を見ます。受精卵が子宮内膜へ着床するために良い環境かどうかを調べます。

この数値が良くない場合、ホルモンのバランスを整える薬などが処方される様です。

この時は黄体期(排卵日から1週間後ほど)だったので、この数値で異常なしでした。

その他の検査

・子宮頸がん検査(もし受診済みの場合、検診結果を提出すればok)

自治体の検診で定期的に行ってると思うので、その検査結果を提出すれば検査代の節約になります。

・子宮卵管造影(私はやらずに一旦タイミングを試しました)

費用約10,000円(保険適用の場合。実費の場合は18,000円(税別))

事前のクラミジア血液検査での陰性確認が必須。子宮内に造影剤を注入し、子宮の形や卵管の疎通状態をレントゲンで観察する方法です。検査時間は5分程度です。

もし全ての検査結果が正常だった場合

卵管造影の結果が正常で、さらに諸検査でも異常を認めない場合、原因不明不妊症といいます。原因不明の多くは、卵管水腫、クラミジア感染、子宮内膜症などですが卵管開口部(卵管采)が癒着してることによる卵管不妊(卵管キャッチアップ障害)が考えられますが、卵管造影検査では卵管の癒着の有無はわかりません。なので「卵管造影検査の結果が正常 = 卵管の疎通性を確認できた」に過ぎません。癒着等の精密検査にはお腹の中を直接観察できる「腹腔鏡検査」が有効です。癒着が軽度であれば、同時に手術・治療が日帰りでも可能。術後1年以内に50%~60%程度の方が自然妊娠(人工授精含め)可能となる。術後1年で妊娠に至らない場合は、体外受精のステップに進みます。

※腹腔鏡検査をせずとも体外受精のステップに進むことも有効ですが、希望されない方はこの検査を行います(不妊期間が2年以上や35歳以上の女性の場合は体外受精のステップが推奨されている)。

【番外編】体外受精について

体外受精は治療と同時に卵子の状態(質)をチェックする究極の検査方法です。また、受精の有無もかくにんできますので、受精障害も診断できます。施行したその周期に1回で妊娠されることも多く、腹腔鏡検査よりも妊娠が早いです。卵管は使用しないので、卵管癒着があっても妊娠が可能です。一般的に卵子の状態は年齢とともに老化する傾向にありますので、35歳以上の原因不明の方は卵子検査を兼ねて体外受精を勧められます。

 

検査結果次第では、タイミング法を試す方、他の追加検査(子宮卵管造影や腹腔鏡検査)をさらにする方、人工受精や体外受精に進む方と色々います。

私の場合、多嚢胞性卵巣症候群だから自力で排卵しない、さらに生理さえも自力でこないという状態だったので、プラノバール(中定量ピル)と排卵誘発剤(クロミッド・セロフェン)を処方されました。
※ 最初クロミッドを試して、その後セロフェンになりました。

不妊治療の最初の検査は2万円程度と少々お高いですが、自分がなぜ妊娠しづらいのか原因を知ることから全ては始まるのでまずは検査をしてみましょう(๑•́‧̫•̀๑)